安曇野ちひろ美術館のランドスケープ



安曇野ちひろ美術館のランドスケープは、ピーター・ライスのデザイン。

日本のランドスケープデザインは、彼の影響が強く、弊害すら有るのでは?と言えるほど。
この分野では、世界的に稀有な存在です。

彼のデザインが見たくて、安曇野まで行った様なものです。



ベンチに座っていると、見えない川の音が、大きく流れ、サウンドスケープ(音の景色)として、
感じるデザインをしています。



コントラストとグラディエーションと、安曇野という場所が持つ質感を壊さず、
自分のデザインを姿にしている、さりげない空間力は、流石です。

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ベランダガーデン収穫



ベランダガーデンで、春すぎに種をまいたハーブたちを収穫。

スペアミントにバジル・ルッコラ。

香りが良くたちます。
自然のアロマ。

買って来た、ハーブより、育てたハーブの香りはよく・よく効く。

鉢で育てた、ハーブ。
そんなに難しく有りません。

マンションのベランダでも、簡単。
ちょっとした手入れだけ。

植物、育てるだけでも、心は安らぎます。

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病院のランドスケープデザイン



国立育成医療センターに、ランドスケープの見学に行って来ました。
福祉系のランドスケープデザインを、仕事にしているので、
参考にする為の調査です。

国立成育医療センターは、
病気等を抱える子供が、治療をし、社会に帰って行く為の施設で、
重度の子なども患者として生活しています。



環境デザインは仙田先生の事務所。
屋内は多くの仕掛けがあって、子供が遊ぶということ=学ぶ
という考え方のもと
医療施設とは思えない、楽しい設えがしていました。







公共の施設(厚労省)なので、色々難しかったらしく、
ここに居ながら学校に通える様に、
あるフロアーに公共の学校を入れているのですが・・・・・
厚労省の建物に、文科省の施設を入れるのは、如何なものか?
なんて馬鹿げた話もあったらしいです。



アートの設置も、厚労省的には不可(無駄ということ)だったらしく、
このアートはサイン(看板)だと言い張って設置したらしい。



ランドスケープは・・・・・難しいです。
子供の成育の為の設えな中々出来てなくて・・・
上手なデザインですが、
他でも普通にある様な設えに。
ま、子供を外に出して遊ぶという行為が、健康で無いと
オペレーションしきれないので、デザイナーの問題という訳では無いのですが。
何か別の解答は無いものかと、考えどころです。




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高齢者施設における、屋外空間の研究



3月に修士号(デザイン学)を頂きました。
その研究「高齢者施設における屋外空間に関する研究」の概要を
アンケートに協力して頂いた、高齢者施設の方々に
送付しました。

ご協力に本当に感謝・感謝。
ありがとうございます。

仕事としても、福祉関連の建築・ランドスケープ・造園の
デザイン・設計の仕事に繋がっています。

福祉デザインを専門の一つとして、更なる成長をしていきます!!

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ユニバーサル・デザイン ガイドライン(7原則)

ユニバーサル・デザインには有名な7原則が有ります。
この7原則、UD系の書籍や論文では、広く紹介されているのですが、
個々の7原則にガイドラインが有ります。

UDセンターのサイトを詳しく探して行くと、見つかるのですが。。
このガイドラインを翻訳された文献が、見当たらないので、
翻訳してみます。

PRINCIPLE ONE: Equitable Use
The design is useful and marketable to people with diverse abilities.
原則1: 公正な使用
多様な能力がある人々にとって、デザインは、役に立ち、市場向きです。

Guidelines:
1a. Provide the same means of use for all users: identical whenever possible; equivalent when not.
1b. Avoid segregating or stigmatizing any users.
1c. Provisions for privacy, security, and safety should be equally available to all users.
1d. Make the design appealing to all users.
ガイドライン
1a.すべてのユーザにとって、役に立つ同じ手段を提供してください:。
   等しくいつでも可能である。どんな時でも同等である。
1b. どんなユーザにも隔離するか、または汚名をきせるのを避けてください。
1c. すべてのユーザには、プライバシー、セキュリティ、および安全のための条項は等しく役立てられるべきです。
1d. すべてのユーザに魅力的なデザインとしてください。


PRINCIPLE TWO: Flexibility in Use
The design accommodates a wide range of individual preferences and abilities.
原則2: 使用上の柔軟性
デザインは広範囲の個々の好みと能力を許容します。

Guidelines:
2a. Provide choice in methods of use.
2b. Accommodate right- or left-handed access and use.
2c. Facilitate the user's accuracy and precision.
2d. Provide adaptability to the user's pace.
ガイドライン
2a. 使用方法の選択権を提供して下さい。
2b. 右利きもしくは左利きの為のアクセスと使用に順応させてください。
2c. ユーザの正確で精密な使用を容易にしてください。
2d. ユーザの速度への順応性を提供してください。


PRINCIPLE THREE: Simple and Intuitive Use
Use of the design is easy to understand, regardless of the user's experience, knowledge, language skills, or current concentration level.
原則3: 簡単で直感的な使用
デザインの使用はユーザの経験、知識、語学力、または現在の集中レベルにかかわらず簡単に理解でます。

Guidelines:
3a. Eliminate unnecessary complexity.
3b. Be consistent with user expectations and intuition.
3c. Accommodate a wide range of literacy and language skills.
3d. Arrange information consistent with its importance.
3e. Provide effective prompting and feedback during and after task completion.

ガイドライン
3a. 不必要な複雑さを取り除いてください。
3b. ユーザの予想と直観と一致させてください。
3c. 広範囲の読み書き能力と語学力に順応させてください。
3d. 重要性と一致した情報を整理(アレンジ)してください。
3e. 効果的な促進、行為中の反応、作業完了の合図を提供してください。


PRINCIPLE FOUR: Perceptible Information
The design communicates necessary information effectively to the user, regardless of ambient conditions or the user's sensory abilities.
原則4: 知覚可能な情報
デザインは周囲条件やユーザの知覚の能力にかかわらず有効に必要な情報をユーザに伝えます

Guidelines:
4a. Use different modes (pictorial, verbal, tactile) for redundant presentation of essential information.
4b. Provide adequate contrast between essential information and its surroundings.
4c. Maximize "legibility" of essential information.
4d. Differentiate elements in ways that can be described (i.e., make it easy to give instructions or directions).
4e. Provide compatibility with a variety of techniques or devices used by people with sensory limitations.
ガイドライン
4a. 重要な情報の、豊富な提示の為に、異なったモード(絵、言葉、触感)を使用してください。
4b. 重要な情報とその環境の間の適切な差異を提供してください。
4c. 重要な情報の「読みやすさ」を最大にしてください。
4d. 描写することができる方法で要素を差異化してください(すなわち、指示か方向付の提供を簡単にしてください)。
4e. 知覚の制限を持って人々によって使用されたさまざまなノウハウや工夫を互換性を持って提供してください。


PRINCIPLE FIVE: Tolerance for Error
The design minimizes hazards and the adverse consequences of accidental or unintended actions.
原則5: 誤りに対する許容
デザインは危険と偶然の、故意でない動作や不慮の結果を最小限にします。

Guidelines:
5a. Arrange elements to minimize hazards and errors: most used elements, most accessible; hazardous elements eliminated, isolated, or shielded.
5b. Provide warnings of hazards and errors.
5c. Provide fail safe features.
5d. Discourage unconscious action in tasks that require vigilance.
ガイドライン
5a. 排除され、隔離され、保護された危険な要素を取り除いた、最も使われる要素を排除し、危険と誤りを最小の要素にしてください。
5b. 危険と誤りに関する警告を提供してください。
5c. 失敗に対する安全機能を提供してください。
5d. 警戒を必要とする作業における無意識の動きを思い留まらせる様にしてください。


PRINCIPLE SIX: Low Physical Effort
The design can be used efficiently and comfortably and with a minimum of fatigue.
原則6: 低い身体的労力
そのデザインは、最小限の疲労で、能率的で、気楽に使用できます。

Guidelines:
6a. Allow user to maintain a neutral body position.
6b. Use reasonable operating forces.
6c. Minimize repetitive actions.
6d. Minimize sustained physical effort.
ガイドライン
6a. ユーザの自然な体の位置の維持を許容させてください。
6b. 無理のない操作力を使ってください。
6c. 繰り返される動作を最小にしてください。
6d. 身体的努力の保持を最小にしてください。


PRINCIPLE SEVEN: Size and Space for Approach and Use
Appropriate size and space is provided for approach, reach, manipulation, and use regardless of user's body size, posture, or mobility.
原則7: アプローチと使用のためのサイズとスペース
ユーザの体格、姿勢、または移動性にかかわらず適切なサイズとスペースをアプローチ、範囲、操作、使用に提供します。

Guidelines:
7a. Provide a clear line of sight to important elements for any seated or standing user.
7b. Make reach to all components comfortable for any seated or standing user.
7c. Accommodate variations in hand and grip size.
7d. Provide adequate space for the use of assistive devices or personal assistance.
ガイドライン
7a. 立つか、座っているユーザの為の重要な要素が見える、明確な視界を提供してください。
7b. 立つか、座っているユーザの為、全ての構成を快適にしてください。
7c. 多様な手と握りの大きさを許容してください。
7d. 補装具か人的な支援の使用の為の適切なスペースを提供してください。

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ユニバーサル・デザイン考察 7原則

ユニバーサル・デザインというデザインの概念が有ります。
色々な処で使われていて・・・
使われ過ぎて、本来の概念以外にも使われてしまっていたり、
しているのですが、
どんな人に対しても(健常者でも障害者でも)有効なデザインの事です。
元々、バリアフリー(バリアを無くす)の発展形として形成された
概念で、ノーマライゼーション社会創造の為のデザインという事になります。

障害者というと、特殊な人に思われがちですが、高齢者はの多くは加齢による
身体的障害を持つ事になり、
ま・・自分もいずれそうなる訳で、自身にとっても当たり前の事です。
精神障害に関しては・・ヒューマン・ケア科学的には全員障害者(極論ですが)な訳。
よく仕事をする人は、仕事をする事で自身の不安因子を抑えていたり、粘着因子を満足させたりしている訳で、引きこもりが、引きこもる事で、種々の因子をコントロールしている事となんら変わり無かったりします。

話がそれたな・・。

そんな訳で、理想形的に、どんな人にも対応できるのが、ユニバーサルデザインです。
実は現在、当たり前の様に使っている、自動ドアもユニバーサルデザインだったりします。

ユニバーサルデザインは、元々、ロン・メイスが提唱・発展させた概念で、
ユニバーサル・デザインセンター(The Center of Universal Design)という組織で活動をしています。
ロン・メイス提唱のユニバーサルデザインには
有名な7つの原則が有ります。
この、The Center of Universal Designのサイトに書かれているのですが、
ここで翻訳しておきます。興味の有る方は直接探して見てください。

ユニバーサルデザインの7原則
1.公正な使用 (公平性)
2.使用中の柔軟性 (自由性)
3.簡単であって、直感的。 (単純性)
4.知覚可能な情報 (情報理解性)
5.誤り対する許容 (安全性)
6.低い身体的労力 (省力性)
7.アプローチと使用のためのサイズとスペース (空間確保性)

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ある・癒しの庭



東京は西の方、のんびりした場所にある、老人病院へリサーチに行って来ました。
この病院は院長が自分の親を入れるのならば、こんな病院にしたいという希望を
形にした病院です。
植栽をベランダや施設の周囲に散りばめており、桜の季節は見ものです。
この病院の最も特徴的なのは、患者の為の庭。
今の季節は菜の花畑が美しいです。
香りも心地よい。
ここには、お見舞いに来たご家族が患者さんと散策に出かけ一時を過ごしていました。
こんな処が、日本にもあるとは・・。

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病院の色彩

元々、医療施設(病院)は人の心理・生理に対する配慮の無い無味乾燥な施設だった。
色彩の変化も乏しく、白・灰などの色が多く使われていた。それ由に、白衣高血圧など種々の問題が生じている。
現在、アメニティ豊かな環境を整えた医療施設の試みが数多く見られる。
人の心理作用・生理作用の研究成果に基づいた計画も行なわれている。だが、行過ぎでは無いかと思われる施設や、本当に人の、心理作用・生理作用に効果があるのか疑わしい施設もある。
例えば.婦人科の病棟では、肌の血色が良く見えるピンクなどの色彩を壁や天井に使われるが、授乳の実験によると赤の色彩の部屋より、緑の色彩の部屋の方が、母乳の量が多く出る事が解っている。



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色彩の生理作用・心理作用

色彩には、人の心と体に、色々な作用を与える。
心理作用と生理作用で、この作用を状況に応じて、
効果的に使うことで、生理的・心理的なヒーリング効果が生まれる。

例えば・・・・


生理作用
:血圧上昇・心拍数を上げる
心理作用
:興奮、緊張、時間を長く感じさ せる



生理作用
:血圧下降・心拍数を下げる
心理作用
:落ち着き、リラックス、時間を 短く感じさせる



生理作用
:中性
心理作用
:落ち着き、リラックス、時間を 短く感じさせる

ベージュ

生理作用
:筋肉の緊張も極端な弛緩もしない

オレンジ

生理作用
:消化液の分泌を促す

木質

生理作用
:筋肉を弛緩

などなど、
色彩の使い方としては・・オレンジを食堂に使うと、食が進む!
オレンジの色彩を使っている食堂を見た事がありますか?
以外に使われているのです。

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もうひとつの美術館



もうひとつの美術館

研究の一環で行って来ました。
廃校になった小学校を使って、美術館を行ってる。
こういった試みって、運営のキャッシュフローが安定しないというか・・
ボランティア頼みになるのが、切ないな。
当然、係れる人の種類が限られてしまう。

12月の初頭まで、展示してる。
アートセラピー、一度体験したいな。

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